ベイト工法
エクステラ
ベイト工法には世界中で実績豊富な エクステラ!
高い安全性が魅力のベイト工法の中でも エンシステックス社の「エクステラ」は際立った環境基準の厳しさが特徴のオーストラリアをはじめ、世界各国で、ペストコントロールのプロに愛用されております。
我が国においても、日本しろあり対策協会 登録第1号のベイト工法として全国の白蟻駆除業者の皆様に重宝されております。
ベイト工法の有効成分である脱皮阻害剤の性能は当然のこと、「エクステラ」は、シロアリの食いつき方が段違いです。
「ベイト工法」について
「薬をほとんど使わないベイト工法」
簡単にできるシロアリ予防の方法のひとつに、「べイトエ法」という工法があります。ベイト工法とは、薬品をほぼ使うことなくできるとても画期的なシロアリ予防の技術で、人や環境にも害がなく優しいといわれています。
そしてもう1つのシロアリ予防の技術が、「エクステラベイトエ法」と呼ばれる予防技術です。これは、建物などを長期間にわたってに維持や管理するを為に、先ほどのベイト工法をさらにシステム化させたものです。
これらの工法を簡単に説明しますと、まずシロアリは、被害にあっている建築物だけではなく、建築物の周りの縄張りの中で地面の中に【蟻道】と呼ばれるトンネルを造り、餌を探し回っています。
そこで、そのシロアリがいると思われる建物の周りの地面にシロアリが好むエサを入れている容器を埋めると、餌を探していたシロアリがその仕掛けにまんまとひっかかり、餌を食べ始めます。
この仕掛けの中に、殺蟻剤(蟻の殺虫剤)を混ぜた餌をいれておくと、シロアリはその仕掛けをまんまと食べ、そのまま集団ごと全滅させることができます。ただし、ここで終わると再発の可能性もあるため、全滅後もシロアリ新しい集団が入ってこないように、殺蟻剤を混入した餌を仕掛け監視します。
これらの仕掛けにも名称があり、呼び寄せるエサを入れておく容器を「ステーション」と呼び、木のエサのことを「インターセプター」と呼び、殺蟻剤を混ぜた餌を「ベイト剤」と呼びます。
ベイト工法を改良した「エクステラベイト工法」は、木くずのエサのインターセプターを入れたステーション(つまりは仕掛け)を、建物の周囲に設置してシロアリを集めることで、シロアリが集まってきた時にベイト剤を投与し、シロアリが全滅したと確認できた後に再び進入してきたシロアリを集める一連の流れを言います。
エクステラベイト工法の3つの特徴
ベイト工法を超えた「エクステラベイト工法」
先ほどの文面でも解説しましたが、図解付きでより詳しくご紹介します。
- 特徴①
- シロアリたちを巣ごと全滅させることができます。
- 特徴②
- これまでの処理法と比べて薬剤の量が少なくて済みます。
人や周りの環境にも影響が少ないといえます。 - 特徴③
- 従来の処理法のように建物に直接散布せず、
地面に誘い出すことで処理することができます。
シロアリの根底からしっかりと全滅させることができる処理法、
それが「エクスラベイト工法」です。
1.シロアリを誘導する仕掛け(エクステラ)を設置
まずは、シロアリを誘導するための仕掛けを設置していきます。建物の周りに壺のような仕掛けの中にシロアリが好む餌木をセットします。
もし建物の周りがコンクリートでできている場合は、コンクリート型の仕掛けを設置します。 キャップの高さはコンクリートの表面と同じくらいの高さでセットします。
2.家屋の中にいるシロアリ用の仕掛けを設置(地上型)
シロアリは外だけでなく、当然ながら家屋にも浸入しています。なので、家屋用のステーションも設置していきます。これで屋内のシロアリの巣を素早く全滅させることができます。全滅したら、ステーションは取り除きましょう。
3.シロアリの誘導開始
地面に埋めるステーションは独特な形状をしており、これは特許取得した形状になっています。この独特な形状によりシロアリを誘導することができます。
4.殺蟻剤を投与します
殺蟻剤(レクイエム)を投与することで、シロアリを全滅させることができます。この薬剤はシロアリに刺激を与えることなく、さらには人畜無害の薬剤となっており、さらにはシロアリが非常に好むエサとなっているため、一度この薬剤を食べたシロアリは、家屋の木材を食べなくなります。
5.薬剤の誘惑でシロアリを少しずつ死に至らしめる
レクイエムと呼ばれるこの特殊な薬剤を食べたシロアリは、この薬剤の喫食をやめることをしません。さらには、このエサを巣に持ち帰り、別の中と分け合います。この薬剤は、すぐに殺蟻させるのではなく、少しずつ少しずつ弱らせ、いずれ死に至らしめます。徐々に弱っていくこの薬剤を、シロアリ達は毒物として認識することができず、やがて巣を全滅させてしまうのです。
6.シロアリの巣を全滅させる
シロアリたちがレクイエムを食べ、やがて巣が全滅します。巣が全滅した後は、この仕掛けの中の薬剤は取り除き、また新しい餌木を入れて様子を見ます。これは、巣が全滅した後にやってくる新たなシロアリの侵入の経過を見るためです。このシステム化された流れにより、あなたの家屋を継続して守ることができます。
家屋周辺にシロアリ捕獲領域を形成しシロアリを完全に封じ込める
唯一のシステムそれが 「エクステラ・ベイト工法」 です。
シロアリを誘導することから始めるこのエクステラベイト工法は、シロアリ駆除には効果絶大です。
オーストラリアにあるとある研究機構の研究結果によると、屋外にいるシロアリは外に設置されたこのステーションを簡単に発見し、屋外で駆除することができるため、屋内へ侵入することがない・・・と言っています。
シロアリは、二酸化炭素に強く反応して誘導される為、その特性を活かした形状となっているのが、エクステラ・ステーションです。エクステラ・ステーションは、他のステーションと比べて約4倍ほどの容量があり、二酸化炭素を発生させることでシロアリを強く誘導することができため、非常に大きな成果をあげることができるのです。
エクステラ・ステーションに入ったシロアリたちは、そのステーションに入れられた薬剤によって巣を全滅させてしまうのです。
上記の図のように、屋外に設置したステーション(仕掛け)によって、貴方の家屋が完全に・継続的に守られるのです。